定期清掃
ブラインドの掃除は難しい…正しい掃除方法や掃除道具について
ブラインドの清掃は定期的に行っていますか?
ご自宅にあるブラインドの掃除はこまめにコツコツ行っていますでしょうか。
一度掃除を始める際にも、ブラインドの掃除は面倒くさいと感じてしまい、後々に回してしまう人が多いはずです。しかし、長期間ブラインドの掃除を放っておくと、端の方がさびてきてしまう事や、羽の塗装がどんどんと剥がれしまい、汚い印象が出てきてしまいます。
自分のお住まいを清潔で綺麗な空間を維持するためには、まめに掃除をしてほこりが溜まらないようにする必要があります。
今回は、ご家庭のブラインドを簡単に掃除ができる正しい方法と、使用するおすすめグッズについてご紹介していきます。
目次
なぜ、ブラインド掃除は難しいのか
ブラインドの掃除に苦戦してしまう理由にはいくつか挙げられますが、代表的な理由としては、「取り外しが難しい」「清掃方法がわからない」「優先順位が低い」などが挙げられるでしょう。
ついつい日々の掃除の中でも、ブラインドの掃除はやってもやらなくても変わらないと感じてしまい、後回しにしてしまいがちですが、気づいた時には羽の部分が腐食して使用不可能になってしまうなど、丁寧に扱わなければ、消耗品と同じです。しかしブラインドの掃除は、素人でも簡単に掃除をして、新品同様にピカピカに戻すことは可能です。
取り外しが難しいものが多い
ブラインドの中には設置が簡単で、特別な作業が必要のない簡単なものがありますが、多くは作業に手こずってしまう作りが多いです。高い所のブラインドなど、不安定な状態で力作業が必要な場合もあるため、女性は特に敬遠してしまうものでしょう。
また、ブラインドの取り外し方も最初は覚えていたとしても、長期間放置していると忘れてしまいますので、つい簡単な掃除で終わる人もいるでしょう。
正しい掃除の方法がわからない
敬遠してしまいがちなブラインドの掃除ですが、付着してしまっているほこりや汚れは、簡単に落とすことができるものなので、諦めて放置する必要はありません。
ブラインドは構造上、取り外して全体を綺麗にする必要があるものや、簡単に掃除できないものも少なくありませんが、正しい清掃方法がわかれば、しっかりキレイにすることができるでしょう。
優先順位が低く慣れていない
ブラインドの掃除を後回しにしてしまう方は、念入りに掃除をしなくてもブラインドは汚れが目立たないし、汚く見えることはないので、優先順位を低くしてしまっていることでしょう。
普段の掃除の習慣の中に、ブラインド掃除は入っておらず、汚れが目立ち、カビが生えてきた時に、初めて掃除に取り掛かる人も多いのではないでしょうか。
ブラインドは、使い方1つで長持ちして使えますが、掃除をサボり、適当にしてしまうと寿命が短くなってしまい、消耗品にしてしまうこともあります。
ブラインドをピカピカにする正しい掃除方法
ブラインドの掃除を間違った方法で進めてしまうと、羽の部分を傷つけてしまうことや、指を怪我してしまうことなどがあり、特に羽の端は鋭利になっていることが多いため、取り扱いには注意が必要です。
ここからブラインドをピカピカな状態にする「正しい掃除の方法」を紹介していきますが、どの方法を実践する前にも、必要なのはブラインドにある「ほこり」を取り除いておくことです。
ほこりをそのままにして拭き掃除をしてしまうと、羽を傷つけてしまい、汚れが更にひどくなってしまうため、掃除機ブラシが狭い隙間にも対応している場合には、ブラインドに沿って掃除機をかけるなどして、余計な汚れは全て綺麗にしてから作業に移りましょう。
方法1:重曹水を使って、汚れを浮かせて綺麗に
羽の間に汚れが固まってこびりついていて、かなり頑固な場合には、重曹水を使って汚れを表面に浮かせます。
その際に使用するのが重曹水で、重曹をぬるま湯に溶かして、スプレー状にして、ブラインド全体にかけておきます。
ブラインドに重曹水をかけて30分~1時間程度寝かしておくと、汚れが浮き出てくるのが分かりますので、そのタイミングを見計らって、雑巾で拭き取ってあげましょう。
この際、ブラインドを水平の位置にしておくと、羽と羽の間が開き掃除がしやすくなります。
方法2:もっと掃除を簡単に。軍手を使ってスピーディに
ブラインドの掃除をするにあたって多くの方がイメージするのは、拭き掃除で雑巾を使うものでしょう。
しかし、もっと便利な方法としては、軍手をはめて掃除をすることです。
ブラインドに重曹水をかけて汚れを浮かせる段階までは同じですが、その後ふき取る際には、ゴム手袋の上に軍手をはめて、汚れている箇所をなぞるようにして羽を拭きます。
この方法により、5本の指でより短い時間で掃除が可能になりますし、さらに雑巾では拭き取れないような狭い隙間や箇所を、集中的に掃除できるので、かなり効率的に進められます。
拭き掃除の時に活躍してくれる軍手ですが、羽の端で指を怪我しないように、やみくもに力を入れるのではなく、あくまでなぞるようにして行いましょう。
方法3:取り外して、全体をまんべんなく洗浄
ブラインドの中には簡単に取り外しができるものもあるため、汚れが頑固で一筋縄ではいかない場合には、いったん取り外しましょう。
説明書をよく読み、正しい方法で外し、ベランダや浴室など広い空間で、ブラインド全体にシャワーなどを使い水で濡らし、洗剤をかけてゴシゴシと洗いましょう。
ブラインドを取り外さないと落とせない汚れもくまなく掃除ができます。
洗剤で洗いを終えたら、水洗いでしっかりと洗剤を落として、最後に雑巾や軍手を使い水気を全て拭き取りましょう。
誰でも簡単!お手軽掃除用具とは
ブラインドの掃除、正しい方法で掃除をすれば比較的簡単にできますが、更に掃除を効率的にすることができる便利グッズを紹介していきます。
ブラインドは多くの家庭で使用されているので、ブラインド清掃専用のグッズが販売されており、普段私たちの身近にあるものでも、十分使える掃除グッズもあります。
道具紹介
日々の簡単なお手入れでおすすめなのは、ハンディモップです。
これは羽の一枚一枚を綺麗にするためのものではないですが、ほこりが溜まらないように落とすことができるものです。日々の掃除の際にまとめてやれますし、力も要らないので、おすすめです。
また、ブラインド掃除を安全にかつ、効率的に行えるものが、ブラインドクリーナーです。
これはブラインドの羽をしっかり挟み、スライドさせるだけのお手軽グッズです。素材がマイクロファイバーなので、目に見えない汚れもしっかり吸着させられます。
こんなものも使える
市販されているグッズの他に、使用しないようなストッキングでも清掃が可能です。
ブラインド掃除の際にかなり役に立つグッズで、ストッキングは帯電しやすい性質であり、静電気が起きますが、この性質により、羽と羽の間にあるほこりやごみをかなり効率的に吸着させられますのでおすすめです。
また、金属もストッキングでこすることにより、光沢が増すので一石二鳥のグッズといえるでしょう。
まとめ
今回は、掃除が面倒で放置されやすいブラインドの効果的な掃除方法と、おすすめグッズをご紹介してきました。
ブラインドというのは汚れがなかなか目立ちにくく、カビが生えてくることや、ほこりが大きくなった時に掃除に取り掛かること多いでしょう。
しかし、ほこりや汚れをそのまま放置してしまうと、ブラインドが劣化して、すぐにまた新しいものに取り換えなければいけません。
今あるブラインドを長く使えるように、正しい方法を覚えて常に清潔な状態にしておきましょう。