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定期清掃

マンションの定期清掃で最適な回数は?いつ行う?

マンションの定期清掃で最適な回数は?いつ行う?

マンションの定期清掃は何か月に一度するべき?

マンションの美観が年々損なわれている…。そんな悩みを持つマンションオーナーの方にとって、美観を保つための清掃活動は重要な部分でしょう。
しかし、日常清掃に比べ、定期清掃は年間の回数を少なく設定しているところも多く、同じ大きさほどのマンションでも定期清掃の回数が異なるケースがあります。
ここでは、マンションの定期清掃の回数についてご紹介していきます。

目次

  1. マンションの専有部と共有部
  2. マンションにおける清掃活動の種類
  3. 定期清掃の頻度や回数は?
  4. 定期清掃で利用される道具は?
  5. 同じ大きさのマンションなのに回数が違うのはなぜ?
  6. 回数が少ないとこんなリスクも
  7. まとめ

マンションの専有部と共有部

マンションには専有部と共有部という考えがあり、清掃する場合にも、それぞれマンションのオーナーが清掃を担当する部分と、入居者の方が担当する部分とは区別されています。

専有部とは?


マンションの専有部とは、マンションを購入された方の住戸部分を表し、住宅の内部を指します。
壁や床、天井全てが専有部となりますが、その外側であるコンクリートの表面は共有部となります。
専有部の清掃は入居者が担当する部分です。

共有部とは?


共有部とは、専有部以外の場所で、エントランスや共用の廊下、壁や屋上、腰壁などがそれにあたります。
マンションによってはエレベーターやエスカレーターなども共有部にあたり、その共有部の清掃はマンションのオーナーが清掃を管理する必要があります。

マンションにおける清掃活動の種類

マンションの清掃活動には大きく3つの種類に分けられ、日常清掃・定期清掃・臨時清掃となります。

日常清掃


日常清掃では、毎日、もしくは2日や3日に1回通常の清掃活動を行うもので、日常清掃ではエントランスやエレベーター内など、日常的に利用する個所を清掃し、美観を保ちます。
日常清掃の頻度や回数はそのマンションごとに異なり、少なくとも3日に1回のペースでは行われているのが一般的です。

定期清掃


定期清掃は、日常清掃よりも頻度が低く、月に1回や3か月に1回など、回数もマンションごとに異なります。
定期清掃での清掃活動は、日常清掃では落としきれない汚れを除去する清掃や、高所など日常清掃では行わないような清掃活動を行います。
ポリッシャーやスクラバーなどの専用機を利用した清掃活動が一般的です。

臨時清掃


臨時清掃は、定期清掃よりも頻度が少なく、回数としては年に1回もしくは2回といった頻度で行います。
臨時清掃での清掃活動としては、高所のクモの巣除去や貯水槽清掃など、定期清掃よりも頻度の少ない清掃活動を行います。

定期清掃の頻度や回数は?

ここからは、定期清掃の頻度や回数について見ていきましょう。最適な回数とはどれくらいなのでしょうか。

定期清掃の回数


一般的に定期清掃の回数については、1~3か月に1度と言われています。
マンションの素材の状態や汚れの状態によっても異なりますが、1~3か月に1度行うことで、マンションの美観を保つことができるでしょう。
回数を減らすことで、コストは下がりますが、その分、マンションの美観が損なわれるほか、害虫・害獣が棲みつくなどのリスクも生じます。

定期清掃のタイミング


定期清掃のタイミングについては、定期的にスケジュールを決めて実施することが望ましいです。
汚れたから来てもらうというよりも、しっかりと計画を立てて定期清掃をすることで、清掃依頼を忘れてしまうことなどを防ぐことができます。
また、間が空いてしまうことで汚れが溜まり汚れを落としにくくなることもリスクとなります。

定期清掃で利用される道具は?

定期清掃ではどのような道具を利用して清掃活動が行われるのでしょうか。

ポリッシャー


ポリッシャーとは、床用の洗浄ブラシで、床を磨くのに最適な機械です。
清掃業者が保有している道具の一つとなりますが、ワックスをはがす作業や、床を磨く作業に優れており、円形のブラシやパッドを取り付けて行う清掃活動となります。

高圧洗浄機


ポリッシャーでは汚れを落とすことやワックスをはがすことなどができますが、高圧洗浄機でさらに汚れを落とすということも行います。
ポリッシャーは床の清掃が得意ですが、高圧洗浄機は壁などの汚れも落とすことができます。
家庭用として高圧洗浄機は販売されていますが、高圧洗浄機の取扱いに慣れているプロの清掃業者と素人が扱うのとでは汚れの落とし具合は変わってくるでしょう。

同じ大きさのマンションなのに回数が違うのはなぜ?

同じくらいの大きさのマンションで、定期清掃の回数が異なるのはなぜでしょうか。
その理由や原因を見ていきましょう。

コスト削減のため


定期清掃の回数が少ないマンションはコスト削減のために定期清掃の回数を減らしているという可能性があります。
定期清掃の回数は基本的にはマンションのオーナーが決めますが、マンションの入居者が少ない場合、運営コストを削減するために定期清掃の回数を年間で1,2回に設定するマンションもあります。
定期清掃の回数が少なくてコストは削減できますが、長期的にみると設備が長持ちしない・新規の入居者が集まらないなど、多くのリスクがあるでしょう。

適正な回数を理解していない


マンションのオーナーによっては、清掃の知識がなく回数を減らしてしまっているということがあります。
マンションの定期清掃は美観を保つだけではなく、設備を長持ちさせたり、害獣を寄せ付けなかったりするなど、多くのメリットがありますが、それらを理解せずに「掃除」という認識だけで回数を減らしているオーナーもいらっしゃるでしょう。

回数が少ないとこんなリスクも

最後に、マンションの定期清掃で回数を少なくすると、どのようなリスクがあるか見ていきましょう。

汚れが染み込んでしまう


マンションの定期清掃の回数や頻度を少なくすることで、汚れが染み込んでしまうというリスクがあります。
マンションも様々な素材で出来ており、マンションで利用されている素材によっては、汚れが染み付き、落とすのが大変になるということがあります。

素材を傷つける結果に


マンションの汚れが染み付いてしまった場合、その汚れを落とすために様々な方法で洗浄するため、素材を傷つけてしまうことになります。
普段から定期清掃の頻度を高くしておけば、汚れが染み付くことも無いため、結果的にマンションの素材を傷つけなくて済みます。

美観が保たれない


マンションの定期清掃の回数を減らすことで、美観が保たれないということが、一番のリスクと言えるでしょう。
マンションの美観が保たれないということは、新しい入居者も来なくなり、住んでいる入居者も衛生的な不安やキレイなマンションに住んでいるというステータスを失い、転居してしまうというリスクもあります。
コスト削減で定期清掃の回数を減らしても、入居者が入らなければ長期的に見るとマイナスとなるでしょう。

害虫・害獣の棲みかに


害虫・害獣はマンションにとって天敵となり、寄せ付けたくない存在ですが、これら害虫・害獣は人の気配のしないところや、汚い場所・暗い場所などを好むため、定期清掃が行われていないマンションは害虫・害獣にとっては棲みつきやすい場所となります。
普段から清掃活動をしていることで、人間の気配がし、害虫や害獣を寄せ付けないようにすることができます。

まとめ

ここまで、マンションの定期清掃の回数についてご紹介してきました。
マンションの定期清掃は、年に1,2回ではなく、1~3か月に1度のペースで実施することで、美観を保つだけではなく、マンションの素材を長持ちさせたり、汚れを染み付けたりするリスクも減らすことができるでしょう。
マンションの定期清掃には、プロの専門業者を利用するとキレイな清掃活動を定期的に行ってくれるでしょう。

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