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トイレクリーニング

トイレ掃除でやっかいな頑固な汚れ!どう落とす?

トイレ掃除でやっかいな頑固な汚れ!どう落とす?

頑固なトイレの汚れを除去する方法は?

トイレ掃除は家事の中でも優先順位をどうしても後回しにしてしまいがちです。
常日頃まだ取り掛からなくていいな、なんて思っていたら少しずつ便器が汚くなっていきます。
そして、いざ年末の大掃除などにまとめてやろうとすると、中々頑固な汚れが落ちなくて後悔した経験がある人も少なくないと思います。
そのように後悔をせず、効率的に掃除に取り掛かるにあたり、必要なものやポイントを押さえておきましょう。これから掃除をしようと思っていた方にも、ずっとトイレ掃除をさぼっていた方も必見です。

目次

  1. トイレに溜まる汚れの種類について
  2. 汚れの中でも頑固な汚れはどんな汚れ?
  3. 頑固な尿石を落とす方法は?
  4. 頑固な便器の黒ずみを落とす方法は?
  5. 頑固なカルキを落とす方法は?
  6. どうしても汚れを落とせないときは?
  7. 頑固な汚れを付けないために必要なこと
  8. まとめ

トイレに溜まる汚れの種類について

トイレの汚れに数種類ありますが、種類によって使用する洗剤や掃除方法を適宜切り替えていくことが必要です。
そうした使い分けをすることで、無駄な時間を節約して楽をして綺麗に掃除ができます。
トイレの汚れは2種類に大別できます。
それは酸性のものとアルカリ性のものです。酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使用し、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使用して汚れを中和して綺麗にします。
後述しますが、例えば、尿ハネが原因で起こる尿石はアルカリ性なので、酸性の洗剤を使用します。このように汚れの種類を理解しておくと適切な対処方法がわかります。まず自分の便器に見える汚れがどんな種類なのかを見極めるためにも、代表的な汚れの種類を説明していきます。

汚れの中でも頑固な汚れはどんな汚れ?

トイレ掃除をしても汚れが消えず残ってしまうことがあり、満足のいく掃除が出来なかった、そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。
しつこく時間をかけても汚れが残ってしまうと、嫌になりトイレ掃除自体後回しにしてしまい、更に汚れがこびりついてしまうような悪循環に陥ってしまいます。
そうならないために必要なのは、汚れの種類を把握し、適切な掃除をすることに尽きます。
これから、私たちが悩まされる代表的な頑固な汚れの種類を説明していきます。

便器に溜まる「尿石」


トイレの汚れの中でかなり厄介なのが、尿が石化してできる尿石です。
これが便器に付着したままだと黄ばみの原因にもなります。
よく汚いトイレといえば連想されるのはこの汚れで、中々目の行き届かない便器のフチ裏などには注意が必要です。しばらく放置していると、中性洗剤やブラシを使っても落としにくい面倒なものになりうるものです。

便器の黒ずみ


黒ずみの正体は、黒カビやほこり、また便の残りなどが蓄積されこびりついたり、水垢や尿ハネなどの汚れが原因になったり、カビが繁殖して固まってしまったものです。
便器内の各所で見られますが、水の表面に向かってできている黒い汚れがそうです。特に水面付近にできる頃委リング状の黒ずみは「さぼったリング」と呼ばれており、トイレ掃除を日々怠っている証拠になってしまいますので、気づいたら早めに落としてあげるのが鉄則です。

石灰化したカルキ


カルキとは水回りの場所に起きてしまう、水に含まれる成分が残って固まってしまったものです。
水道水に含まれるミネラル分が原因で、不衛生なものではありませんが、白くこびりついてしまうので見た目が汚く見えてしまいます。

頑固な尿石を落とす方法は?

いったん尿石が出来てしまうと中々落としにくいので、酸性洗剤を用いながらブラシでこするのが最善の方法です。トイレ掃除はないがしろにされやすいので、飛び散った尿はたまりやすくなっています。
もし尿石を見つけたら、酸性洗剤をかけ、少し時間をおいて柔らかくした後にブラシでこすりましょう。なお、洗剤を使用の際はゴム手袋を使用し、十分に換気をしながら行いましょう。

頑固な便器の黒ずみを落とす方法は?

黒ずみは状態次第で対処が異なります。
まず、カビなどの汚れが発端になりできた黒ずみは、「トイレハイター」などの市販の塩素系洗剤をかけるだけで十分効果があり、黒ずみの表面をおおうようにしてかけ、3分ほど放置し、水で流せば綺麗さっぱり落とせます。少し落ちにくい場合はトイレ用ブラシでこすれば汚れは基本的には落ちます。
この程度であれば尿石を取る場合と対処が同じで問題ありません。しかし長年使用しているトイレだと洗剤では落とせない頑固な汚れが潜んでいることもしばしばあります。
その場合は物理的に削り落とす手段を取りましょう。研磨剤の入った洗剤、クレンザーを掃除用ブラシに塗ってこすると少しずつ落ちていくのが実感できます。
また、それでもよごれが落ちない場合は、まだあわてる必要はありません。最終手段として、サンドペーパー(やすり)を使ってゴシゴシと落としていく方法があります。
しっかりと水で濡らしてからこすりますが、その際、汚れが落ちてきて薄くなってきたら再度洗剤で綺麗にする方法に切り替えましょう。あくまでこれは最終手段であり、目の粗いものでこすると傷がつく原因になってしまうので注意が必要です。

頑固なカルキを落とす方法は?

石灰化したカルキは便器面にぴたっと張り付いていますので、どのようにして汚れの全面を根こそぎ引き離して取るかがキーとなります。
そこで使用するのは酸性のアイテムである、レモンや食酢です。
それぞれの成分であるクエン酸と酢酸が働き、カルキを一掃してくれます。おすすめはクエン酸と水を混ぜた、クエン酸水を使って溶かし落とすことです。
分量は水200mlに小さじ一杯のクエン酸を溶かします、これでキッチンペーパーを浸し、カルキが酷い場所に張り付けて数分パックします。これにより汚れが面から浮き出てくるので、あとはスポンジでこするとあの頑固だった汚れがすっきりと取れます。

どうしても汚れを落とせないときは?

しかし、上記で述べた方法を駆使しても中々汚れが落ちない事もあります。
とはいえまだ諦めたくないはずです。近日誰かが家に訪れる予定があったり、しばらくの期間家を空けたりする時、特に綺麗に仕上げておきたいと思います。
では、そのような場合どうしたらいいでしょうか。

ノミのような金属製の道具を利用


カルキを落とすときのように、かなり強力な酸性の洗剤でも落ちなかったり、消えずに残ってしまったりする場合には、目の細かいヤスリや金属ノミでゴシゴシと削り落とす方法も有効です。
しかし、やりすぎは便器を傷つけてしまい、そこにカビや雑菌が入り込んで黒ずみの原因にもなるので、厳禁です。

専門業者に依頼する


汚れがどうしても落とせずに自分でやるのは難しいと感じたら、業者にお願いするのも手です。
普段のお掃除では手の届かない部分まで徹底的に洗浄してくれるので、自分では気づかなかった汚れの原因も発見してくれるかもしれません。
プロは汚れの種類を見極めて、最善の策で綺麗にしてくれます。

頑固な汚れを付けないために必要なこと

頑固な汚れを予防するためには、日々点検し、汚れを見つけたら綺麗にする習慣をつけておくことが大切です。
いつ来客されても恥をかくことがないような綺麗なトイレを保つように意識するといいでしょう。
そのために必要な事を説明します。

小まめな掃除


一度、汚れが付着すると落とすのが大変なのが便器掃除です。
しかし、家事の中ではかなり優先順位をつい後回しにしてしまう方も少なくありません。そこで毎日3分足らずでもいいのでこまめに点検、掃除をするのがおすすめです。

業者による定期清掃


毎日が多忙で、中々自分で掃除をできない方におすすめなのが業者による定期清掃です。
何か月に1回と周期が決まっており、定期的にプロがクリーニングをしてくれますので、自分でやる手間が省けます。お仕事が忙しく家にいることが少ない方や、1人暮らしのお年寄りにはありがたいサービスになります。

まとめ

ついついさぼりがちなトイレ掃除ですが、長期間放置したり後回しにしてしまったりすると、汚れが取れなくなってしまいます。
いつかしようと思いつつ、「また今度でいっか」なんて気持ちでいると後から時間がかかり痛い目にあってしまいます。
しかし、日々のちょっとした取り組みで予防できるものでもあります。普段必ず使うものだからこそ、普段から綺麗にするように心掛けましょう。

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