1. トップ
  2. 清掃コラム
  3. トイレ掃除にはクエン酸が欠かせない?汚れ4つの種類とは

トイレクリーニング

トイレ掃除にはクエン酸が欠かせない?汚れ4つの種類とは

トイレ掃除にはクエン酸が欠かせない?汚れ4つの種類とは

トイレにはクエン酸って本当?

マンションやアパート、ビルなど多くの人が行きかう建物では、美観を保つために清掃は欠かせません。
特に、トイレにおいては、キレイであればあるほど、その管理能力の高さが証明され、逆に汚れが目立つようでは、その建物自体の美観は失われ、「汚い」というイメージがついてしまうでしょう。
それほど、トイレというのは利用する方々によって見られている場所となっており、コンビニなどにおいても、トイレのキレイさでよく行くコンビニを決めてしまうほど、トイレというのは人々の印象に大きく影響を及ぼすものとなっています。
そんなトイレを定期的に清掃することによって、人々に良い印象を与えることができるため、それぞれの施設を運用する立場の方にとっては、トイレ清掃は企業のイメージアップやマンションやアパートのイメージアップには欠かせないポイントとなります。
今回は、そんなトイレの美観を保つために、トイレの汚れの種類やクエン酸を利用した掃除についてご紹介いたします。

目次

  1. トイレ掃除と言えばクエン酸?
  2. トイレにつく汚れの種類
  3. 汚れの種類によって効果がある掃除道具
  4. クエン酸を使った掃除の方法
  5. クエン酸を使うときの注意点!
  6. まとめ

トイレ掃除と言えばクエン酸?

トイレ掃除に「クエン酸」が効くということを聞いた経験はありますか?
クエン酸は清掃をするときに利用している方も多く、清掃以外にも利用用途は沢山ありますが、掃除用具としても注目を浴びているものとなります。
ここでは、クエン酸についてまずはご紹介していきます。

クエン酸って何?


クエン酸というのは、トイレ清掃などでの使用だけでなく、様々な用途があり、主にミカンやレモンなどの柑橘系のものに含まれています。
クエン酸はお菓子作りなどにも利用されるものですが、すっぱさを感じる酸となっており、トイレ掃除においてのその利用効果があると言われています。
昨今、様々な「掃除の裏技」などがテレビなどでも放送されていますが、重曹やクエン酸なども、このような裏技の一つと考えて良いでしょう。

クエン酸が効く汚れ・効かない汚れ


クエン酸は、お店で購入することができるもので、粉状のものが販売されているため、それを購入し、水で薄めて利用することができますが、全ての汚れに通用するわけではありません。
トイレの中にある汚れにはそれぞれ種類があり、汚れのタイプによって効果が見られたり、効果を感じなかったりするものがあります。
清掃する時には、それぞれの汚れの種類を理解することによって、汚れのタイプに合わせて洗剤などの掃除道具を適宜利用していくことが必要です。

トイレにつく汚れの種類

クエン酸がトイレの汚れに効くかどうかには、その汚れのタイプによって異なるため、まずはトイレの汚れにはどのようなものがあり、どんな種類なのかを見ていくことが必要です。
それでは、トイレの汚れはどのような種類があるのか、見ていきましょう。

トイレの黄ばみ・黒ずみ


トイレの汚れの代表格でもある「黄ばみ」ですが、黄ばみができる原因は「尿石」というものによってできるといわれており、人がおしっこをするときに、おしっこに含まれている「尿石」という成分がトイレにつき、黄ばみとなります。
おしっこに含まれる尿石は、アルカリ性のものとなり、酸性のタイプの洗剤によって落としやすいと言われています。
そして、トイレの黒ずみですが、「黄ばみ」をそのまま放置してしまったことによってできるものと言われており、この黒ずみの正体は、「カビ」やその他の汚れとなっています。

トイレの手垢・水垢


次に、手垢ですが、トイレの便器の中ではなく、水を流すレバーや、扉、ボタンなど、人が触る部分となります。
この部分も掃除していなければ人の手垢によって汚れてしまい、放置しておくと黒くなってしまいます。
水垢は、その名の通り水による垢が発生した状態ですが、水道水に含まれているアルカリ性のミネラルの部分が固まったもので、放置しておくことによって白っぽい汚れとなってたまってしまいます。

このように、トイレにある汚れというのはそれぞれ種類があり、汚れの原因があります。
そして、その汚れには成分があり、酸性やアルカリ性といった特徴があるため、その成分ごとに対処する方法が異なります。

汚れの種類によって効果がある掃除道具

次に、汚れの種類によってどのような掃除道具が必要になるのかを見ていきましょう。
今回ご紹介する掃除道具は、「中性洗剤」「酸性洗剤」「塩素系漂白剤」の3種類です。

中性洗剤


まずは、中性洗剤ですが、中性洗剤とは、酸性でもアルカリ性でもなく、その中間にあたる洗剤のことで、アルカリ性や酸性を見分けるには、「pH(ペーハー)」という数値によって判断されていますが、pHが0日かければ近いほど酸性になり、14に近ければ近いほどアルカリ性となります。
中性洗剤は6~8のpHとなる洗剤のことで、代表的なものには食器洗剤などが挙げられます。
この中性洗剤によって取れる汚れは、手垢など普段の汚れを取るというようなもので、トイレの中では尿などによる汚れではなく、一般的な軽い汚れを取るというイメージで利用すると良いでしょう。

酸性洗剤


次に、酸性洗剤ですが、先述した通りpHが0に近いほど酸性の洗剤となり、代表的なものには「酢の力を利用した洗剤」や「お風呂の洗剤」などが挙げられ、強い酸性のものが利用されているものが多くなっています。
このような酸性の洗剤は、アルカリ性の汚れを落とすのに向いており、トイレの汚れでいうと、黄ばみや尿石など、アルカリ性の汚れに向いています。
トイレの汚れの代表的なものがアルカリ性となっているため、市販で売られているものも賛成洗剤が多くなっています。

塩素系漂白剤


次に、塩素系漂白剤ですが、中性洗剤や酸性洗剤よりも強力な洗剤で、カビなどを除去するために利用されていたり、漂白剤として利用されていたりするものがあります。
トイレの汚れにおいても、これまでご紹介したような中性洗剤や酸性洗剤を利用して落とせないほどの、強力な汚れを除去するようなときに使用されており、例えばトイレの黒ずみやカビなどに効果的です。
トイレの黄ばみなど、尿石によってできた汚れは、アルカリ性のため、酸性の洗剤で十分落ちますが、黄ばみを放置して黒ずみなどに変化してしまったときは、酸性洗剤を利用したとしても、十分汚れを落とすことはできず、塩素系漂白剤のようなものを使用する必要があります。
このような時、塩素系漂白剤は効力を発揮します。

トイレ以外の清掃においても同じことが言えますが、それぞれの汚れに合わせて洗剤や道具を選択する必要があり、トイレの汚れを落とそうと思っても、汚れの種類によって効果のある洗剤は異なるため、良く理解した上で商品を購入することが必要です。

クエン酸を使った掃除の方法

次に、クエン酸を使った掃除の方法を見ていきましょう。
ご紹介してきたクエン酸も、アルカリ性ではなく酸性となり、黄ばみには有効的と言われており、クエン酸を利用する時には、クエン酸をお店で購入し、クエン酸を水で溶かして利用するようにします。
スプレーボトルなどを用意しておき、そこにクエン酸の粉を入れ、水で薄めることにより掃除道具として利用することができます。
これを床や尿が飛び散っている壁などに吹きかけ、タオルなどでふき取ると、簡単な尿の汚れなどをふき取ることができます。
ただし、頑固な汚れには漂白剤などを利用しなければ落ちない場合があるため、万能ではないということは理解しておきましょう。

クエン酸を使うときの注意点!

クエン酸を掃除道具として利用する場合には、大きな注意点があります。
間違った使い方をすると、大きな事故にも繋がりますので、クエン酸を利用して清掃する際には、必ず注意することが必要です。では、それぞれ、注意点を見ていきましょう。

塩素系漂白剤と一緒に使わない!


それは、塩素系漂白剤と一緒に利用しないということです。
これは、クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると、塩素ガスを発生させることになり、この塩素ガスというのは人間にとって有害なガスとなり、危険な状態を作ってしまいます。
そのため、利用する時には塩素系漂白剤とは一緒に利用しないことが必要です。

使用する素材を確認する


また、クエン酸は掃除する素材によっては、その素材を傷つけたり、劣化させてしまったりすることがあるため、掃除する素材についても調べておくことが必要です。
特に、コンクリート・大理石・鉄などの石材や金属などはとくにさびの原因となったり、石材のツヤを消してしまったりするということが考えられるため、そのような素材を利用しているときには控えることをおすすめします。

クエン酸の濃度を濃くしない


そして、クエン酸の濃度を濃くしてしまうと、その効果は大きくなりますが、その一方で影響を与えてしまう効果も大きくなり、濃度を濃くすることはおすすめしません。
基本的には水200mlに対して小さじ一杯ほどのクエン酸を利用することが望ましく、それ以上濃くしてもかえって悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

放置しすぎない


クエン酸を使用する際、スプレーなどで吹きかけた場所を放置しすぎると、効き目が強すぎて素材に悪影響を及ぼすことがあります。
あまりにも効果を強めようと長く放置しすぎることは、かえって悪影響を及ぼすことになるため、注意しましょう。

このように、クエン酸を利用することは良い効果を生みますが、その一方で利用方法によっては悪影響を及ぼすこともありますので注意しましょう。

まとめ

ここまで、トイレ掃除にはクエン酸が利用できるのか?について、トイレの汚れの種類などについてご紹介してきましたが、トイレの汚れは放置しておくと黒ずみになったりカビを発生させてしまったりします。
そのようなことにならないように、小まめな掃除が必要となり、クエン酸などを利用して掃除することで、トイレの汚れの種類ごとに効果的な掃除をすることができるでしょう。
マンションやビルなど、人が多く利用する施設は、トイレがキレイか汚いかによってその施設のイメージがつくこともあるため、できるだけキレイにするように定期的な掃除をするようにしましょう。

関連する記事

お問合わせ・電話での見積りはこちら
電話でのお問い合わせは0120-747-138まで
無料見積りはこちらから

取り扱い清掃サービス

業種問わず全ての清掃をお任せ頂けます。