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外壁洗浄・壁清掃

外壁清掃に高圧洗浄は効果的?方法や注意点

外壁清掃に高圧洗浄は効果的?方法や注意点

外壁清掃と言えば「高圧洗浄機」

多くの種類がある外壁、それぞれデザイン性も機能性も異なります。
建物が新しいうちは機能性も良く見た目も美しいのですが、年数が経過すればするほど劣化が激しくなっていってしまいます。
外壁汚れは放っておくと外観はもちろんのこと雨漏りなど建物の内部まで侵入していき建物自体が腐っていってしまうことも。もちろん外壁材により症状は異なることもありますが、建物の劣化を防ぐ為にも外壁清掃は行う事が望ましいでしょう。
ここでは、外壁清掃に良く利用される「高圧洗浄」について、方法や注意点をご紹介していきます。

目次

  1. 外壁の製品は沢山の種類がある
  2. 外壁清掃には高圧洗浄機が良い?
  3. 外壁清掃で利用する高圧洗浄機の選び方
  4. 自分で外壁清掃をする場合の費用
  5. 自分で高圧洗浄機は危険?
  6. 外壁清掃を業者に依頼するメリットは?
  7. まとめ

外壁の製品は沢山の種類がある

先述したように、外壁には種類が沢山ありそれぞれ特徴があります。
外壁の製品によっては汚れにくい外壁などもあります。しかし、どのような高機能な外壁であっても、年数が経過すれば汚れてきてしまいます。
外壁の主な汚れは建物の建っている場所によっても異なり、以下の様な環境によって汚れの違いもあります。
・太陽の光が当たらない
・雨が当たらない
・交通量が激しい
など、場所や環境によってそれぞれ汚れも違ってきます。
主な汚れは「ほこり」「排気ガス」「カビ」などです。汚れが酷くなり建物が劣化していくと「サビ」にも繋がります。
簡単な汚れなら外壁材によっては、ホースやスポンジ、モップやブラシなど使用して専門の洗剤などで落とすことも可能でしょう。
しかし、外壁材や汚れの質によってはそれだけでは全く歯が立たない事も起こりうるかもしれません。そこで高圧洗浄機の出番となります。

外壁清掃には高圧洗浄機が良い?

外壁清掃を行うときには汚れによって色々な種類の清掃道具を使い分けます。
先述したスポンジ、モップ、ブラシなどでは汚れを落とすのにも限界があり、個人で清掃すると力強くこすってしまって外壁を傷つけてしまう可能性もあります。
外壁清掃は広範囲にわたる作業であるため、広範囲のしつこい汚れを落とすことができる高圧洗浄機が良いのではないでしょうか。

高圧洗浄機とは?


高圧洗浄機とは強力な水圧(高圧)により勢いよく噴射された水で汚れを吹き飛ばす機械です。車のコイン洗車場にも種類は異なりますが高圧洗浄機が設置されています。
高圧洗浄機も「家庭用」「業務用」があり、さらに「最大吐出圧力」「常用吐出圧力」の2種類に表記されていて、高圧洗浄機を選ぶ時の目安にもなります。高圧洗浄機を選ぶときは「常用吐出圧力」の数値で選ぶのが基本です。
業務用高圧洗浄機は家庭用のものと比べても水圧の威力が格段に違ってくるので、別物として考慮したほうが良いでしょう。
色々なメーカーから販売されているので用途によって比べてみるのも良いのではないでしょうか。

高圧洗浄機は販売している?


最近では家庭用に使いやすく、コンパクトになって販売されている高圧洗浄機も多く目にします。
価格設定もいろいろな種類があり、年々家庭で購入する人も増えてきています。しかし業務用に比べると洗浄力は弱いのが家庭用高圧洗浄機の特徴です。また、それぞれ機種によってメリット、デメリットも異なるので購入する前によく製品について調べる事をおすすめします。

外壁清掃で利用する高圧洗浄機の選び方

高圧洗浄機も種類が多々あります。
水圧もそれぞれ機種によって異なる為、用途や場所によってどの高圧洗浄機を使用しなければいけないのかよく考慮しなければなりません。
沢山の種類がある高圧洗浄機をどのようにして選んでいけば良いのでしょうか?

吐出圧力の強さで選ぶ


高圧洗浄機に表記されている「Mpa」とは水圧を表す単位でメガパスカルといいます。
このメガパスカルの数値が大きいほど水圧が高く、威力も増してい、水圧があまりに高いと、道路まで削りとることができるほどです。
このように水圧が高いと外壁の塗装までも剥がれてしまうこともあるので注意しましょう。

価格で選ぶ


価格も家庭用高圧洗浄機であれば1万円~5万円の間で高圧洗浄機が購入できます。
しかし業務用ともなると製品によってピンからキリまでで、最低でも10万円以上にはなってしまいます。製品によっては100万円近いものも販売されています。

動力で選ぶ


高圧洗浄機の動力は3種類あり、「インダクションモーター」「ユニバーサルモーター」「ガソリンエンジン」があります。
インダクションモーターは価格も高いが耐久性も高く静音性も高めで、電源は使用地域により分かれてしまいます。
次に、ユニバーサルモーターですが重量は軽く電源も共有できますが、価格も安いのですが耐久性と静音性の性能はインダクションモーターよりも低いといえます。
最後にガソリンエンジンですが、電源は不要でその代わりにガソリンが必要となり、質量は重く、静音性にも優れていませんが、耐久性はどのモーターよりも優れています。
このようにそれぞれ性能が異なります。色々な条件を考慮して選択してはいかがでしょう。

自分で外壁清掃をする場合の費用

清掃の専門業者に頼まないで自分で外壁を清掃したとしましょう。どのくらいの費用がかかってくるのでしょうか。条件を整理して考えてみましょう。

水道代が掛かる


高圧洗浄機を使用せずに水道ホースで清掃したとしましょう。高圧洗浄機は高圧で水が出ているので大量に水を使用されていると思いがちですが、実際は水道ホースと使用している水も同じくらい、または水道ホースに比べて3分の1から4分の1程高圧洗浄機のほうが水を節約できているという事が実証されています。
汚れによってはいくらホースで水をかけ続けても落とせない事もあります。
かえって水の無駄遣いになってしまいます。製品によって給水方法も異なるため「タンク式」の給水方法であれば、使用できる場所によって限定されてしまうこともありますが、雨水をタンクに貯めておいてそこから給水して使用することも可能なのでより経済的といえるでしょう。

高圧洗浄機の購入


ホースでは落ちない汚れとなると自分で高圧洗浄機を購入しなければいけません。
先ほどの高圧洗浄機の選び方にもあるように、外壁清掃ともなるとある程度高性能な製品を購入しなければいけません。
予算があるのなら業務用の高圧洗浄機を購入してみてもいいのではないだろうか?とも思うかもしれません。
しかし、業務用の高圧洗浄機は水圧も高いうえに威力がありすぎてその上重さもあります。
専門知識のない私たちにとって果たしてうまく扱えるだろうかという不安もでてきます。威力が大きければ大きいほど、扱いも難しく危険もつきものです。

自分で高圧洗浄機は危険?

高圧洗浄機を使用するうえで気をつけなければならないことがいくつかあります。
強力な水圧で汚れを落とすことにたけている高圧洗浄機。その水圧で清掃をするわけですから、かなり多くの水が汚れと一緒に飛び散ってしまいます。
年数の経過した外壁ならば小さな破片や異物が飛んできてしまう可能性も。作業する時は周囲に人がいないかの確認はもちろん、作業する時の恰好にも気をつけましょう。

隣の家主とトラブルに


先に述べたように、多くの水や汚れが飛び散るので時には隣の家のほうに飛んでいってしまうこともあります。
また、モーターの音が騒音にもなってしまいかねません。隣との距離にもよりますが細心の注意を払ってしっかりと対策をたててトラブルを回避しましょう。

落とせない汚れもある


高圧洗浄機といっても万能ではありません。建物が劣化していくとどうしてもサビやカビなどが出てきてしまいます。そうしたサビや、カビなどは洗い流すというよりも、塗装をして補修をしなければいけなくなってしまいます。

外壁を傷つけてしまうことも


高圧洗浄機を使用する際に一点に集中して水をかけてはいけません。
水の勢いが同じ場所に集中してしまうと、その威力で外壁にヒビが入ってしまったり、傷をつけてしまったりする可能性もあります。
また、噴射口をあまり近づけすぎると同様に外壁に傷がつく原因になってしまうので、高圧洗浄機は正しく使用しましょう。

高圧洗浄できない場合もある


一般的に塗装された外壁、年数が経過して劣化が激しい外壁(ひび割れ)などそのような状態では高圧洗浄をするには適していないといえるでしょう。

外壁清掃を業者に依頼するメリットは?

価格も安く、コンパクトになり、私達にも身近になりつつある家庭用高圧洗浄機。
これを使用して外壁清掃を行っている人も数多くいるのではないでしょうか。コストを抑えることができてメリットもありますが、外壁清掃を業者にお願いした場合のメリットを考えていきましょう。

余計な心配がいらなくなる


清掃のプロにお任せすれば、外壁の状態にあった清掃をしてくれますし、自分で清掃して塗装が剥げてしまったり傷がついてしまったりと、そのような心配をしなくても良いので安心してお任せすることができます。
また、外壁清掃は高所での広範囲にわたる清掃作業になることも多いため、業者であればしっかり足場を組んで隣家にも水や汚れが飛ばないように、しっかりと対策もしてくれます。
全てにおいて安心してお任せできるといえるでしょう。

高圧洗浄機で清掃してくれるのがほとんど


高圧洗浄で落とせない場合は例外として、ほとんどの清掃業者が高圧洗浄機での清掃を行っています。
外壁のメンテナンスには高圧洗浄機を使用しての方法が最善といえるのではないでしょうか。

キレイに汚れを落とせる


何といっても清掃後の仕上がりが個人での清掃とはまるで違います。
業務用の高圧洗浄機をしっかり適正に使いこなせる技術と知識を持ち合わせているので汚れを残すことなく根こそぎ落とすことができます。

まとめ

高圧洗浄機についてまとめてきましたがここまで見ると扱いが難しく、使用するのをためらってしまうかもしれませんが、使用用途や使い方をしっかり守って安全に使用することができればより効果的に清掃する事ができるとても便利な機械といえるでしょう。
また、外壁清掃は業者に頼むと一般的に一戸建て30坪なら3万円~5万円とされています。
建物の条件や状況において金額には多少変動がありますが、いろいろな業者に見積もりを出して比べて検討してみてもいいのではないでしょうか。

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