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外壁洗浄・壁清掃

外壁清掃したくない!汚れを付けないポイントについて

外壁清掃したくない!汚れを付けないポイントについて

外壁に汚れを付着させないポイントとは?

外壁清掃は手間も時間も大幅にかかってしまう作業のため、自ら進んで「外壁清掃をしよう!」という風になるにはなかなか難しいかもしれませんが、清掃のポイントやコツなどを自分なりに習得することができれば、外壁清掃を少し手軽に行う事ができるでしょう。
沢山の汚れがついた外壁を清掃するとなるとそう簡単にはできないのが、外壁清掃の辛いところです。
中途半端に手をつけてしまうと見た目も悪く、汚れも落としきることができないなどの悪循環になってしまうことになりかねません。また、外壁の汚れは建物の築年数とともに必ず蓄積されていってしまいます。
しかし、外壁の汚れる理由や汚れの種類などを知ることによって、外壁があまり汚れなくて済むような対策を講じることができるのではないでしょうか。
今回は汚れを付けないポイントについてご紹介していきます。

目次

  1. 外壁が汚れる理由とは
  2. 外壁につきやすい汚れは?
  3. 汚れをそのままにするとどうなる?
  4. どうしても汚れてしまったら外壁清掃
  5. 汚れにくい外壁とは
  6. まとめ

外壁が汚れる理由とは

外壁は何故汚れやすいのでしょうか。
清掃しても天候や状況によってはすぐに汚れてしまうものです。外壁の汚れは付着しやすく、落としづらいという性質を持っています。

普段清掃する場所ではない


私たちが普段生活している中で行われている清掃(部屋の掃除機がけ、水回りの掃除など)は、日々欠かすことなく行われている日常的な清掃作業です。
しかし、外壁清掃となると途端に清掃の回数も減っていってしまい、意識的にでも気にかけないと、なかなか普段清掃をする場所ではない為どうしても汚れ具合が酷くなってしまっています。

排気ガスや雨だれ


建物の外壁は常に排気ガスにさらされていることになります。
この排気ガスの汚れは予防することがなかなか難しく、排気ガスには油分や「すす」の成分が含まれているため、外壁も黒ずんでしまうことがあります。
交通量が多いところに建てられている建物の外壁は、一層汚れが多く付着してしまうことになります。また、雨が当たらない場所であればそのまま汚れは残ったままになってしまうため、どんどん汚れが蓄積されてしまいます。
しかし、雨によって汚れが落とされるから良いとは限りません。雨だれというのは、雨の時に外壁の汚れが流れ落ち、きれいに流れ切らなかった汚れがそのまま乾燥して残ることによってできる汚れです。
何度外壁を清掃しても時が経過すると、同じような形になって雨だれができていることはありませんか?外壁の凸凹により水の流れがそこに集中してしまうことによって、そのような現象が起こってしまうのです。

カビやコケが生えやすい


カビやコケが生えやすい環境があります。
この二つは湿気を特に好み、水分を栄養としてどんどん繁殖しつづけてしまいます。特にコケは少しの水分と日光さえあれば膨大に繁殖してしまいます。
コケは防カビ剤ではあまり効果がみられません。コケは植物であり、藻類の仲間なので防藻効果のあるコケ除法専用の薬剤を使用すると効果的であると言えます。
一方、カビは菌が増殖すると「菌糸」と呼ばれるカビの根っこが建物の内部にまで伸びていき、そのまま増殖してしまうので、水洗いでは落とすことは不可能です。
これらはアレルギーの原因物質にもなってしまうため、しっかり除法する必要性があります。
唯一できる予防策としては建物の周囲に緑を植えない、増やしすぎない、風通しを良くする、コケが生えてしまったらコケ専用の洗剤を使用してこまめに拭き取り清掃をする。これにつきるのではないでしょうか

外壁につきやすい汚れは?

沢山ある汚れの中でも、特に外壁に付着しやすい汚れはどのようなものがあるのでしょうか。紹介していきましょう。

都市型汚れ


「都市型汚れ」とは一体どのような汚れのことをいうのでしょうか?
都市型汚れとは、窓枠や排気口の周りにシーリング材(※1)が使用されていますが、そのシーリング材から溶け出した油が雨水で流れ落ち外壁に付着してしまい、排気口から排出されるほこりや排気ガスなどと混じりあってより頑固な汚れとなってしまうことを言います。
このような機能性の高い性質を持つシーリングが劣化により、溶け出して汚れとなってしまうと強力な汚れとなってしまうため、素人にはこの汚れを落とすのは困難であると言えます。
※1シーリング材とは水密性、気密性を確保するために外壁のすきまなどに用いられるペースト状のもの

雨だれによる汚れ


雨が当たる建物であれば、汚れもある程度落ちますが、建物の形状や外壁の凹凸や、外壁材の種類などによって雨の流れおちる向きなどがそれぞれ違ってくるため、雨だれの汚れ方も千差万別といえるでしょう。
雨や台風の多い地域であれば湿気も溜まりやすく、清掃をした後でも強い風などですぐに汚れが付着してしまい外壁が汚れてしまいます。
外壁に水分が多く含まれていると先述したように、コケやカビの住処となってしまうこともあります。このように建物の建っている地域、環境によって付着する汚れも変わってくるのです。

汚れをそのままにするとどうなる?

外壁の汚れをそのままにしていると、どのようなことが起こってしまうのか問題点を見ていきましょう。

外壁を劣化させてしまう


汚れが蓄積されると、もちろん見た目も悪くなってしまいますが、そればかりではありません。外壁の劣化を進めてしまうことになります。
元々、外壁の汚れは外壁の防水機能が失われていくために起こる現象です。
汚れを長期間放置しておくと目に見えない内部にまで汚れが侵入してしまい、建物全体の劣化に繋がってしまうのです。

カビや腐食の原因にも


健康被害の原因ともされるカビが、どんどん増殖してしまいます。カビは普通の汚れと違い簡単にはすべて除法することが難しいので放っておくと建物全体の腐敗にもなりかねません。

外観を損ねてしまう


外壁の汚れがそのままだと見た目も悪く、不衛生に感じてしまうのではないでしょうか。
自分の家は、少しでもきれいさを保っていたいものです。築年数が経過すればするほど汚れる頻度も多くなってしまうので外壁を少しでも汚れにくい環境にしたり、外壁材を汚れのつきづらいものにしたりなどすることできれいさを保てるのではないでしょうか。

どうしても汚れてしまったら外壁清掃

しかし、どんなに汚れにくい環境や、汚れがつきにくい外壁材にしたとしても、どうしても汚れというのは付着してしまいます。
そのような時は外壁清掃を行うと良いでしょう。いくつかポイントを押さえれば、簡単な汚れであれば清掃する事は可能です。
付着してしまった汚れは、なるべく早く清掃する事によって落とす手間や時間も大幅に変わってきてしまうので、長く放置せずに外壁清掃を行いましょう。

外壁清掃を自分で行うには


外壁清掃を行う前には色々と準備が必要です。
急に思い立ってできる清掃ではないので、あらかじめ外壁用の清掃用具は準備しておくとスムーズに行う事ができるでしょう。
清掃を行うにあたってのおさえておきたいポイントをいくつかご紹介します。

◇天気のチェック
外壁清掃を行う前には当日、次の日の天気を事前にチェックしておくと良いでしょう。
◇服装の準備
清掃時の恰好にも気を付けましょう。長袖、長ズボン、ゴム手袋また水や汚れが飛ぶので必要な人は作業用めがねや雨がっぱもあると更に良いでしょう。
◇道具の準備
ブラシ(あまり毛が硬すぎないものがおすすめです)ホース、バケツ、外壁専用洗剤(研磨剤が入っていないものがおすすめです)これらの準備をしっかりして清掃を行いましょう。

また、清掃時は大量に水や汚れが飛んでしまう為清掃を行う前に近隣住民に一声かけてから清掃を行ったほうがトラブルになりにくいです。
清掃を行う際は、力加減が大切で、汚れが落ちないからといってくれぐれもゴシゴシとこするようなことはやめましょう。外壁が傷つき塗装が剥がれてしまい余計に汚れが酷くなってしまうこともあるからです。

外壁清掃を外注するポイント


簡単な汚れであれば水洗いで落ちますが、先述した都市型汚れ、カビ、コケ、雨だれによる汚れ、サビなどにいたっては、個人での清掃では落とせる汚れではなくなってしまうため、迷わず専門業者にお願いしてみてはいかがでしょうか。
状況にあった適切な清掃を行ってもらうことが可能です。

汚れにくい外壁とは

これから新しく家を建てるとした時デザイン性で選びますか?機能性で選びますか?どちらも兼ね備えた外壁があるにこしたことはありません。
技術の進歩により「汚れにくい家づくり」として、特殊な塗料や外壁材を利用した家が建てられるようになってきています。
汚れにくい外壁材となるとデザインの種類も限定されてしまうこともありメリット、デメリットもありますので家づくりの際はそれらを考慮して汚れに強い家づくりをしてみてはいかがでしょうか。

汚れが目立たない色にする


建物の色で大きく印象を左右してしまいます。
例えば真っ白や真っ黒の建物は汚れや傷が目立ちやすいものですが、家に付着する汚れは砂であればグレー、というように原色ではなく中間色に近い色となるので汚れの色に近い淡い色のほうが。汚れが目立ちにくいのではないでしょうか。

低汚染塗料を利用する


汚れにくい特殊な塗料としてご紹介しましたが、その塗料こそが低汚染塗料と言われるものなのです。
低汚染塗料とは簡単に言うと、特殊なコーティング技術で外壁に汚れを付きにくくし、雨水と一緒に汚れをきれいに流してくれるなどのセルフクリーニング機能を持つ塗料なのです。
他の塗料と比べても耐久性もとても長く3倍~5倍あるといわれており、このような高機能な塗装を利用して更に家が汚れにくくなると、外壁清掃をする頻度も減ることになるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで外壁清掃について紹介してきましたが、外壁の汚れは付きやすく落としづらいもので清掃となると労力がかかり、危険もつきもののため敬遠されてきた作業なのではないでしょうか。
しかし、近年技術の進歩により全く汚れない事にはできないけれど、汚れ自体を付着しづらいものにできる予防効果のあるものや、汚れがついてしまったら簡単に洗い流せることができるようにと高圧洗浄機などが登場しています。
それによって外壁清掃自体が少しずつ身近になっていくきっかけになるのではないでしょうか。
とは言っても、まだまだ外壁清掃は自分でするには難しい作業です。自分でできる汚れ対策をしながら最終的にはプロにお願いするのが最善ではないでしょうか。

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