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外壁洗浄・壁清掃

ビルの外壁清掃の重要性や相場について

ビルの外壁清掃の重要性や相場について

ビルの外壁清掃はいったいいくらでできる?

街の中心部に行くと、大きなビルが沢山建っているのを目にするのではないでしょうか。
前面ガラス張りのビルや、建物の構造が変わっているビル、超高層ビルなど、様々なビルが存在しますが、そのようなビルは一体いつ誰がどのようにして清掃を行っているのでしょうか。
今回は、ビル清掃について紹介していきます。

目次

  1. ビルの外壁清掃は外観だけの問題じゃない
  2. ビルの外壁を綺麗にすることは重要
  3. ビルの外壁清掃は危険が伴う
  4. プロの外壁清掃会社ができること
  5. ビルの外壁清掃に掛かる費用は?
  6. ビルの外壁清掃の種類
  7. ビルの外壁清掃をプロに任せる理由
  8. ビルの外壁清掃の頻度
  9. まとめ

ビルの外壁清掃は外観だけの問題じゃない

外壁を清掃する重要性は外観維持も重要ですが、何よりも清掃によって外壁(建物)のメンテナンスになり機能性の維持、向上、劣化を防ぐことにより建物の寿命が延びます。
外壁を清掃する事によって建物全体の状態を把握することができ、不具合など早めに補修することができるのです。

ビルの外壁を綺麗にすることは重要

一般家庭の外壁汚れもビルの外壁も一番多い汚れが「都市型汚れ」と言われるものです。
この汚れは、外壁自体に使用されているシーリングという材料が雨などで溶け出してその上に排気ガス、ほこりなどがどんどん蓄積されて頑固な汚れとなってしまいます。また、溶け出した汚れには油分が入っている為、真っ黒になってしまうこともあり、簡単には落ちない汚れとなってしまいます。
このような汚れを放置しておくと、汚れが新しい汚れを呼び健康被害を起こしかねない状態にまでなってしまうこともあります。

ビルの外観に影響する


緑色のカビやコケが生えたビル。雨だれや壁が黒くなってしまっているビル。そのようなビルは使用することもためらってしまいます。
ビルは色々な企業が集まって使用されていることも多いのではないでしょうか。企業の第一印象を決めるといっても過言ではないビルですが、外壁清掃を行うことにより、外観がきれいになり、企業イメージを良くすることにもつながります。

テナントが入りにくくなる


外観が汚れているビルでは、入居率や集客率も悪くなりオーナーや管理者に影響を及ぼすことにもなりかねません。
きれいな外観でテナント集客率をアップさせることで効率よく、快適にビルを活用することにつながり、テナントが入りやすい環境を作ることができます。

ビルの外壁清掃は危険が伴う

ビルの外壁清掃は高所での作業が多く、ビルの階数にもよりますが5階~10階のビルや、建物の構造上足場を組むことが難しいなどというときには、屋上からロープを垂らし、ハーネスを装着してブランコに座りながら清掃作業を行います。
ブランコは足場などを組まなくてもいい為、コストはかかりませんがゴンドラよりもバランスを必要とするため、非常に危険が伴う作業といえるでしょう。
10階以上の建物でゴンドラが設置されている場合は、それに乗って清掃を行います。ゴンドラやロープが設置されていない場合は料金が別にかかりますが、ゴンドラを設置して清掃を行います。
足場を組むよりも作業が短期間で終わります。もちろん高所での危険な作業なので従業員の安全指導は徹底して行い作業にあたります。

高所での作業となる


先述したように外壁清掃もビルともなればほとんどが高所での作業になり、状況によってさまざまな作業のパターンがあるため、日々技術訓練を行っているベテランスタッフが長年の経験で培った清掃技術を駆使して、外壁をきれいに隅から隅まで清掃します。

素人に行わせるのは危険


一軒家の外壁も個人で完璧に清掃するとなると容易いことではありません。
平屋でもない限りどうしても高所になってしまい、はしごなどを使用しての清掃となる為落下などの危険が伴います。
清掃道具も年々進歩していて、家庭用高圧洗浄機や高所まで清掃する事ができるブラシなどが販売されてはいるものの、素人には扱うのが難しく、コツもいるためビルなどの大規模物件ともなると素人では歯が立たないのが現状といえるでしょう。

プロの外壁清掃会社ができること

プロだからこその清掃技術として、「プロだからこそできること」とはどのようなことでしょう。

高圧洗浄機による清掃


外壁清掃を作業する時はほとんどの業者が高圧洗浄機を使用して行います。
ビルでの高圧洗浄機を使用の際には汚水が飛び散るのを防ぐ為、養正をして通行人などにも気をつけて作業時間を人のいない時間にしたり、警備員を配置したりして汚水がかからないように誘導します。

ゴンドラの使用


プロの業者は、ブランコ作業より安定しているゴンドラを使用しての清掃を行うことができます。
通常高層のビルになるとゴンドラが常設されていることがほとんどで、ゴンドラを操作するためには必ずゴンドラ講習を受講しなければなりません。
ブランコ作業もゴンドラでの作業も高所であることは変わらないので細心の注意が必要になります。

ビルの外壁清掃に掛かる費用は?

高所で広範囲にわたり更に非常に危険が伴うビルの外壁作業はどのくらい費用がかかるのでしょう。
ビルの規模や外壁の状態、建物の立地状況などで価格の変動はありますが、およその費用をまとめてみましたのでご紹介していきます。
外壁清掃の費用を算出した時に、今回はビルの外壁のみを清掃する場合のみに条件を絞りました。
ビルの外壁清掃とビルの窓ガラスの清掃費用が別途になっている業者が多いため「外壁清掃」だけにかかる費用を紹介していきます。※ビルの清掃面積によって費用設定に各社違いがあります
◇50㎡…40,000円~45,000円
◇51㎡~100㎡…70,000円~80,000円
◇101㎡~500㎡…10,0000円~12,0000円
◇501㎡…30,0000円~35,0000円
業者によっては、定期清掃、スポット清掃で金額が変更される場合もあります。

ビルの外壁清掃の相場


上記の費用がおよその基本設定価格なのですが、建物によって作業工法がそれぞれ違う為に価格も異なるので相場も変動していきます。

ビルの外壁清掃の費用内訳


外壁清掃の費用の内訳をご紹介します。
オプションとして挙げられているのが次のような内訳になります。清掃会社によって内訳項目も変わってくる場合もあるので清掃を依頼する時は改めて確認してみると良いでしょう。
◇足場設置代3,0000円~5,0000円程
◇道路使用許可申請15,000円程
◇警備員の配備1日1名15,000~25,000円程
◇高圧洗浄機の使用時の薬品洗剤代金

ビルの外壁清掃の種類

ビルの外壁の外壁材にも色々な素材が使用されているため、清掃方法や使用される洗剤(薬品)などが違ってきます。
外壁清掃をする前に必ず現場に行き、建物の汚れの状態を確認して、外壁の状態にあった洗剤を選定する『テスト清掃』を行います。

タイル清掃


タイルは汚れにくく、メンテナンス性も高く耐久性も非常に高めとなっており、表面を少々こすっても傷がつきにくい性質をもっています。
しかし、水に弱く深目地に雨水がたまりやすいため目地の部分に汚れが溜まってしまいます。
タイルにも下記の種類があります。
◇陶器質
吸水性は大きく多孔質。
◇磁器質
透明性があり硬く、吸水性ほとんどないに等しい。
◇せっ器質
磁器質の透明性があり吸水性は少なめ。
セラミックタイルにはこのようにそれぞれ性質も違うのでそれぞれにあった清掃を行います。

ステンレス清掃


ステンレスはメンテナンス周期も長くひび割れの心配はありませんが、サビやすく塩害に弱い性質を持っています。
また、へこみやすく傷もつきやすいので清掃時には細心の注意が必要となります。

塗装パネル


建物が建てられている場所にもよりますが、サビやすい性質が特徴です。サビなどに効果がある洗剤を使用して清掃を行います。

ビルの外壁清掃をプロに任せる理由

高所作業で非常に危険なビルの外壁清掃は、プロに任せる以外に選択肢はないのでは?というくらいのプロに任せたほうがいい理由がたくさんあるので紹介していきましょう。

専門的な知識・技術が必要


多種多様な外壁材に合う洗剤の選定や、最適な清掃方法を施行しなければならない為、多くの専門知識や、技術が必要不可欠になってきます。
経験と実績がものをいうため、外壁清掃に強いプロの清掃会社にお願いしてみてはいかがでしょうか。

安全・安心の作業


バランスをとるのが難しい高所での清掃作業を行う為に、清掃技術を日々訓練しているのでプロならではの安全面の徹底された安心な清掃作業を施行してもらうことができます。

ビルの外壁清掃の頻度

交通量が多い場所に建てられているビルなど建物の建てられている場所や、使用用途によってもビルが汚れる頻度も違ってくるので清掃回数も変わってきますが、理想とする頻度は3ヶ月~6ヶ月に一回、最低でも年に1回は外壁清掃を行うのが望ましいのです。

まとめ

ここまでビルの外壁清掃について紹介してきました。
ビルの外壁清掃はとても大掛かりなもので、危険性も伴いますが、外壁清掃を行うことは建物の状態を深く知るうえで大事な作業ですので、プロにお任せすることによって清掃から修理、メンテナンスなどすべての項目が補えるようになるので安心といえるのではないでしょうか。

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