エアコンクリーニング
エアコンにはほこりが溜まる?掃除方法や普段から気を付けたいこと
ほこりが溜まるとエアコンから汚い空気が…
1年を通してエアコンは人々の生活にはなくてはならない存在となっており、ほとんどの家庭や会社においてエアコンは設置されています。しかし、エアコンの清掃をきちんと行われていますか?
エアコンを掃除せずに放置したままでいると、エアコン内部にあるカビやほこりを含んだ空気が排出され、人に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、ほこりが溜まりやすいエアコンは、そのほこりをキレイにするために普段から清掃しておくべきです。
今回は、そんなエアコンのほこりについて掃除方法などをご紹介していきます。
目次
エアコンのほこりについて
まずは、エアコンのほこりについて、なぜ溜まるのか、ほこりの種類などについて見ていきましょう。
ほこりはなぜ溜まる?
エアコンにほこりが溜まるのはなぜでしょうか。
エアコンの特徴として、エアコンは部屋の空気を吸い込み、室内機から室外機へと空気が移動し、室外機から取り入れた空気を室内に排出するという仕組みなっていますがその中で部屋にあるほこりまで吸い込み、エアコンのフィルターなどにほこりが付着し、エアコン内部にほこりなどが溜まるようになっています。
ほこりの種類は?
エアコンに溜まるほこりには、様々なものが含まれており、部屋の中にあるほこりや、花粉、細菌や髪の毛などが含まれていることが多くなっています。
エアコンのほこりをキレイにする方法
次に、エアコンのほこりをキレイにする方法について見ていきましょう。
専門業者に依頼する
ほこりをキレイにする方法の一つには、専門業者に依頼するという方法があり、法人などの場合には特に専門業者に依頼することによって業務の生産性を下げることなく職場環境を維持できるようになるでしょう。
エアコンのほこりをキレイに取り除くする一番のおすすめの方法が専門業者に依頼することです。
掃除機で吸う
自分たちでエアコンのほこりをキレイにする際には、掃除機で吸うという方法があります。
しかし、壁掛けタイプであれば壁に掛けてあるエアコンを外し、そのエアコンを分解してフィルターや熱交換器に付着しているほこりを掃除機などで吸うことができるでしょう。
しかし、天井埋め込みタイプの場合などは、そのような作業も大変でしょう。
水洗いまでする
また、自分たちで行う際に、水洗いまでするということがありますが、この場合もフィルターを外すことができれば自分たちで行うことができますが、水洗いするためにはエアコンを分解してフィルターを外す必要があるため、そのような作業が大変だと感じる方もいるでしょう。
エアコンのほこりによる様々な問題
次に、エアコンのほこりをキレイにしなければどのような問題が起きるのかを見ていきましょう。
カビの温床になりやすい
エアコンのほこりを放置して、エアコンを掃除せずにいると、エアコンに溜まったほこりのせいで、カビや細菌が繁殖する温床になりかねません。
エアコンの周りや内部は、一年中快適な温度に保たれ、結露などによって水分も含まれることによってカビがはえやすい温度高めの湿度高めという環境を作ってしまいます。
そのため、ほこりをキレイにしていないことでカビが発生し、そのカビがエアコンから吐き出されることで人に影響を与えてしまうことでしょう。
細菌が繁殖する
カビだけではなく、細菌も繁殖させてしまうこともあります。
エアコンのほこりによってそこに細菌が含まれ、細菌がどんどん繁殖して細菌を含んだ空気をエアコンが吐き出すことになります。
カビや細菌は人体に影響を及ぼすため、皮膚や呼吸器官に細菌やカビが入ることで様々な病気を引き起こしてしまう原因となります。
このような細菌を繁殖させないためにもエアコンのほこりは日頃から除去することが大切です。
汚い空気が部屋中に
カビや細菌を含む汚い空気がエアコンによって吐き出されると、エアコンが臭ったり、目や鼻、呼吸器官や皮膚にも影響を及ぼしたりします。
何年もエアコンを掃除したことが無いというところで勤務をしていた場合に、咳が出るようになることや、鼻水やくしゃみが出たりするようになるなど、体に変化が起きているときには、エアコンをきれいにすることでそのような症状が抑えられる可能性もあるでしょう。
エアコンのほこりを溜めないためには
次に、エアコンのほこりを溜めないために出来ることはどのようなことがあるか見ていきましょう。
換気を普段から行うこと
まずは、エアコンのほこりをキレイにするだけではなく、日頃からほこりが溜まらないように小まめに換気を行うことが必要です。
換気をすることで空気中に含まれている花粉やほこりなどもキレイな空気にすることができ、その結果エアコンの内部にもほこりを溜めないようにすることができるでしょう。
日頃から空気をきれいにすることが大切です。
ものを放置しないようにする
次にほこりが溜まるような環境にしないことが必要です。
ほこりが溜まるということは、その分掃除が行き届いていないということで、それはモノを置きっぱなしにしていたり、こまごまとしたものを置きっぱなしにしていたりするということが原因になっていることもあります。
モノを置きっぱなしにしておくことで、モノをよけるのが手間で掃除が行き届かず、そこにほこりが溜まってしまうことがあります。
普段から余分なものは置かないようにして、きれいな環境を保つこともエアコンの内部にほこりを溜めないためには必要なことです。
扉付きの棚を使う
次に、モノを置く場所についても気を使うと良いでしょう。
置きっぱなしになるような空間は、棚など起きやすい場所があることで作られてしまうため、そのようなことにならないように扉付きの棚を使うということも手段の一つです。
モノを置きっぱなしにしないということだけではなく、扉付きであればほこりを溜める心配もなく、ほこりを溜めない手段の一つと言えるでしょう。
普段からマメに清掃する
次に、普段からマメに清掃することでもエアコン内部にほこりを軽減させていくことができるでしょう。
掃除をまめにすることでほこりが溜まらず、空気もキレイになるでしょう。
このような小まめな掃除をすることによってエアコン内部だけではなく、部屋の環境を清潔に保つことができます。
もし、ほこりだけではなくカビも生えてしまったら
エアコン内部にほこりだけではなく、汚れやカビが生えてしまった場合には、どのように対処したらよいのでしょうか。
基本的には、エアコンの清掃に詳しい清掃業者に相談することが一番で、そのような業者に来てもらってカビの掃除や防カビ対策などをしてもらうと良いでしょう。
カビが生えてしまったことで、それだけを除去するのではなく、カビが生えた原因となるエアコン内部の防カビ対策をすることで、再発することを防止することができるでしょう。
まとめ
ここまで、エアコン内部にたまるほこりについて、ほこりはなぜ溜まるのか、溜まったほこりをキレイにする方法にはどのようなものがあるのか、ほこりがあることでどのようなリスクがあるのかをご紹介してきました。
エアコンの清掃は、専門業者に依頼して、小まめにエアコン内部のほこりをキレイにしてもらうようにすると良いでしょう。
そうすることで、エアコンを正常に稼働させることができ、エアコンにも負担が掛からずに長期的に故障させることなく利用することができるでしょう。
エアコンは精密機械ですので、ほこりなどが内部に入らないように出来る限りのことを行いましょう。