エアコンクリーニング
エアコンを放置していると危険?内部のカビ問題について
エアコン内部のカビ、除去していますか?
「少しでも経費を抑えるためにエアコンの掃除はしない」
マンションやビルを管理する方の中では、そんな風に考えているかたも少なくないでしょう。
エアコンの掃除をするためには、自分で行わない限り、業者に依頼して費用が掛かるため、その費用を抑えるためにエアコンの掃除をほとんどせず、汚れも放置しているという方もいるでしょう。
特に古いビルなどでは、エアコンの掃除をほとんどしていないという場合もあると思いますが、エアコンの掃除をしないことで、利用している人に悪影響を及ぼしていることをご存知でしょうか。
この記事では、エアコンを放置していると内部のカビ問題など、さまざまな危険があるため、ここではエアコンの掃除についてご紹介していきます。
目次
- エアコンの掃除、放置していませんか?
- エアコンを放置すると内部でカビが発生する
- エアコンがカビの温床になりやすい理由
- エアコンの内部にカビを発生させないためには
- エアコンの掃除は専門業者に依頼するべき
- カビが人体に与える影響
- まとめ
エアコンの掃除、放置していませんか?
エアコンの外側だけは拭き掃除をして、内部の掃除はしていないということはありませんか?
業者に頼むとお金がかかる…
エアコンの掃除を業者に頼むとお金が掛かることで、節約のために放置をしている方もいるようですが、エアコンの掃除をしないことで、かえって高くついてしまことがあります。
それは、エアコンの掃除をせず放置したことによって、人体に悪影響を及ぼしているということが考えられるからです。
自分たちで掃除するのも大変…
しかし、そんなエアコンを自分たちで掃除するのは大変で、無理が掛かります。
そのため、エアコンの掃除を専門としている掃除屋さんや、様々な清掃業務をしている清掃業者の方に掃除を依頼することによって、定期的にしっかりと掃除をしてくれるでしょう。
エアコンを放置すると内部でカビが発生する
エアコンの放置によってどのようなことが具体的に起きるのか見ていきましょう。
エアコンの内部がカビでいっぱい?
エアコンの内部を掃除しなければ、エアコンの内部はカビや細菌でいっぱいになってしまいます。
そのような環境では仕事もはかどらないことや、人体に影響を及ぼしてしまうことがあるため、エアコン内部の掃除は小まめに行うことがおすすめです。
カビを含んだ空気が部屋中に
エアコンから吐き出される空気の中に、エアコン内部で発生しているカビや細菌が含まれていると思うと、その部屋にいたくないほどいやでしょう。
細菌やカビは肉眼では見えないため、知らない間に空気中に含まれ、それを人間が口や目、鼻から人体に入ることで、様々な影響を及ぼしてしまいます。
そのようなことにならないよう、早めの掃除がおすすめです。
エアコンがカビの温床になりやすい理由
次にエアコンの内部がなぜカビの温床になりやすいのか、その理由を見ていきましょう。
温度や湿度
カビや細菌が好む温度や湿度は、エアコン内部の状況が理想的となっており、カビが好む温度や湿度が年中保たれているため、カビや細菌を発生させやすくなっています。
ほこりや汚れ
そして、温度や湿度だけではなく、カビを発生させるための要因として、ほこりや汚れもエアコン内部には溜まりやすいものとなっています。
ほこりや汚れを除去するだけでも、カビや細菌の多くを除去することができるでしょう。
エアコンの内部にカビを発生させないためには
次に、エアコン内部にカビを発生させないためにはどのようなことが必要になるのか、見ていきましょう。
定期的な清掃が必要
エアコン内部にカビを発生させないために重要なポイントとしては、定期的にしっかりと清掃をするということです。
定期的な清掃を行うことで、カビの発生の原因となるほこりや汚れを除去できるほか、カビが発生している場合には清掃によってカビを除去したり、結露をふき取ったりするなどのことができます。
普段からエアコン内部を清潔にし、きれいな空気を排出させるためには、定期的な清掃を行うようにしましょう。
防カビ対策が必要
次に、掃除だけではなく、防カビ対策も必要です。
防カビ対策とは、カビが発生しないように専用の薬剤などを使用して行います。
業者ごとに利用する薬剤などは異なるため、どのようなものを利用するかは企業ごとに確認をするべきでしょう。
強い薬剤などを利用する場合には、エアコン自体に影響を及ばすこともあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
エアコンの掃除は専門業者に依頼するべき
エアコンの清掃だけではなく、防カビや防菌対策も必要となるため、素人がそれらを行うのではなく、専門業者に依頼するべきでしょう。
では、プロの専門業者に依頼するべき理由として2つの部分を見ていきましょう。
高所での作業になる
エアコンの掃除は基本的には高所で行われます。
家庭用のエアコンであれば壁に備え付けられているタイプとなっておりますが、業務用エアコンの場合には基本的には天井に埋め込みされているタイプのものが多く、その場合には、高所での作業が必要となるため、高所恐怖症の方などは注意が必要です。
そして、高所恐怖症の方ではなくても、脚立から落ちてしまうなどの危険があるため、業者に依頼することでそのような危険を避けることができるでしょう。
もし、自分たちで掃除をした場合に、脚立などから落ちてしまうと、労災扱いになるため、企業としてはそのようなことは避けたいでしょう。
専門知識が必要となる
また、高所での作業というだけではなく、専門知識が必要となる業務となるため、知識や経験がない方は掃除をしない方が良いでしょう。
間違って掃除してはいけない場所を掃除してしまうことや、分解したは良いが、組み立てられないということにもつながりかねませんので、専門知識を保有しているプロの業者に依頼することが一番でしょう。
カビが人体に与える影響
最後に、カビが人体に与える影響について見ていきましょう。
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
カビが人体に入ると、人によって異なりますが、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症という症状を引き起こすことがあります。
これは、気管支や肺に対する過敏反応による病気で、カビが口や鼻などから体内に入ることで、喘息の症状を引き起こしてしまうものです。
気管支ぜんそく
次に、気管支ぜんそくですが、気管支ぜんそくは、ゼーゼー・ヒューヒューと言った呼吸困難になるような症状が現れる病気で、気管支の慢性的な炎症によって引き起こされるものです。
この原因となっているものとしては、ダニやペットの毛、ストレス、風邪、激しい運動、そしてカビなどと言われており、空気中のカビを吸い込むことで、慢性的にぜんそくになってしまうというケースがあります。
鼻炎
最後に、アレルギー性鼻炎も、カビによって引き起こされる病気の一つです。
鼻炎の中でもアレルギー性鼻炎は、ダニやほこり、カビや花粉などが原因によって引き起こされる病気で、鼻炎になると鼻水や鼻づまり、発作性のあるくしゃみなどが引き起こされ、つらい症状がつづきます。
このような鼻炎の原因となるカビやほこりは、エアコンから吐き出される空気の中に含まれることがあり、このような症状を引き起こさないためにも、エアコンの定期的な掃除は必要と言えるでしょう。
まとめ
ここまで、エアコン内部に含まれるカビについてご紹介してきましたが、エアコンを掃除しないことでカビを発生させ、その結果靭帯にも影響を及ぼしてしまうことになります。
エアコンの掃除は定期的に行うようにし、その際には専門業者に依頼することがおすすめです。