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エアコンクリーニング

業務用エアコンの熱交換器の掃除について

業務用エアコンの熱交換器の掃除について

エアコンの熱交換器って何?

マンション経営をされている方や、自社ビルなどを構える企業の方は、エアコンの掃除をどのようにされているでしょうか。
エアコンの中でも業務用エアコンは特に掃除がしづらい設備となりますが、掃除せずにそのまま放置されていることはないでしょうか。
エアコンは放置しておくと様々なデメリットがあるため、定期的な掃除が必要となります。
ここでは、そんな業務用エアコンにある「熱交換器」の掃除についてご紹介していきます。

目次

  1. 業務用エアコンの掃除は自分で出来る?
  2. 熱交換器の掃除とは
  3. 熱交換器を掃除しないとどうなるのか
  4. 専門業者がエアコン・熱交換器を掃除する手順
  5. 業務用エアコンはどれくらいで掃除したらよい?
  6. まとめ

業務用エアコンの掃除は自分で出来る?

業務用エアコンの掃除は自分たちでも出来るのでしょうか。
家庭用のエアコンとは異なり、業務用エアコンの場合は、天井に埋め込みされているタイプが多く、そのようなエアコンの掃除は、高所での作業となるため、危険が伴います。
また、掃除に慣れていない方がエアコンの掃除をすると、故障させてしまうことや、キレイに掃除ができないということがあるため、プロの清掃業者に任せる方が無難でしょう。
業務用エアコンの場合には、一つのフロアでいくつもエアコンが配置されていることもあるため、自分たちで掃除をすると膨大な時間が掛かってしまうこともあります。

熱交換器の掃除とは

エアコンの掃除の中でも、特に気を付けたいのは熱交換器の掃除です。
熱交換器とはそもそもどのようなものなのか、見ていきましょう。

熱交換器とは?


エアコンの熱交換器とは、エアコンの室内機にも室外機にも入っている部品のことで、この熱交換器によって室内に冷たい空気や暖かい空気が入ってくるようになっています。
つまり、熱交換器はエアコンの機能を活かすためには必要不可欠な装置と言えます。

どのように掃除する?


エアコンの熱交換器の掃除は、ほこりを吸い取ることや、汚れをふき取ること、クリーナーや高圧洗浄機によって付着している汚れを落とすことなどがあります。
家庭用のエアコンを自分たちで掃除する際には、家庭用の掃除機などを利用して掃除すると思いますが、業務用エアコンの場合には、専門業者に依頼して、プロが利用する専用の掃除器具を利用して掃除してもらうようにすると良いでしょう。

掃除する際の注意点


熱交換器の掃除で注意しなければならないのは、水をかけてはいけない部分に水をかけてしまうなどの行為です。
エアコンは精密機械ですので、素人が水をかけて掃除をしたり、洗剤を利用したりして掃除をしようとすると、間違えて故障させてしまうことがあります。
エアコンはデリケートな機械ですので、素人で知識がない方は、無理な掃除はしない方が良いでしょう。
特に業務用エアコンの場合には清掃業者にいらうすることがおすすめです。

熱交換器を掃除しないとどうなるのか

エアコンの熱交換器を掃除しなければ、どのような問題が待っているのでしょうか。

エアコンには結露が生じる


エアコンは、冬でも夏でも、外の空気や気温に関係なく年中快適に過ごせる温度が保たれています。
快適に過ごせるのは人間だけではなく、動物や虫、カビや細菌なども同じです。
そのため、エアコン内部にはカビや細菌が溜まりやすく、そのきっかけを作っているのは「結露」です。
エアコン内部は結露が溜まりやすいため、掃除をしないことでこの結露から様々な問題が生じることもあります。

結露が生じるとカビの原因に


エアコン内部に溜まった結露は、カビを発生させる原因となります。
カビは湿気が多いところや温度が高いところを好むため、エアコン内部はカビが発生しやすい場所となっており、定期的に掃除をして結露を除去したり、ほこりを除去したりすることによってカビの発生を抑えることができます。

カビや細菌が繁殖


結露やほこりによって発生するのはカビだけではなく、細菌なども繁殖します。
細菌やカビ、微生物などは家や会社の中でも多く存在しますが、その発生源の一つとして挙げられるのがエアコンであり、特にエアコンを放置しておくことによってカビや微生物などが住みやすい環境を作ってしまうことになるでしょう。

空気中にカビや細菌は放出される


エアコン内部にカビや微生物、細菌などが繁殖することによって、そのカビなどがエアコンから吐き出される空気に乗って様々な場所に付着します。
特に、人間にも付着し、話をしているときや、昼寝などをしているときに口をかけていると、カビや細菌を体内に含んでしまい、病気を引き起こしてしまうこともあります。

専門業者がエアコン・熱交換器を掃除する手順

次に、専門業者がエアコンや熱交換器を掃除する手順を見ていきましょう。
それぞれの業者ごとにやり方は異なりますが、一般的な方法を見ていきましょう。

まずはエアコンの分解


エアコンの掃除や内部の熱交換器の掃除を行う場合には、まずはエアコンの分解から始めなければなりません。
一度、業務用エアコンのカバーを外し、フィルターや熱交換器が見える状態にします。

熱交換器のほこりを除去


次に、熱交換器に付着しているほこりを除去するために、掃除機を利用したり雑巾などを利用したりしてほこりを除去すると良いでしょう。
熱交換器は汚れやすく、一見そんなに汚れていないと思っても、掃除をしてみると雑巾が真っ黒になったりするなど、いかに汚かったかわかるでしょう。
掃除をすることで、汚れが見えてきますが、知らないで放置しているときのことを考えるとゾッとするでしょう。

熱交換器の汚れを専用クリーニング


次に、熱交換器についているほこりだけではなく、汚れを落とすために専用クリーニング剤を利用したり、場合によっては高圧洗浄機などを利用したりして掃除をすることもあるでしょう。

防カビ・防菌処理


次に、掃除が終わったら、防カビや防菌処理を行います。
これは業者によってはやってくれないこともありますので、業者選定をするときには、このような防カビ・防菌処理をしてくれるかどうか確認しておくと良いでしょう。
防カビ・防菌処理をしておくことによって、次の清掃の期間まで、カビの発生を防いだり、菌の繁殖を防いだりしてくれます。

それぞれのパーツのクリーニング


次に、エアコン内部の掃除が終わったら、エアコンのパーツをそれぞれ掃除します。
メインはフィルターや熱交換器の掃除となりますが、それ以外にもほこりや汚れなどが付着しているため、それぞれのパーツごとに掃除をすると良いでしょう。

組み立て


最後に、エアコンの組み立てを行います。
エアコンは分解することは出来ると思いますが、設置するとなった時、「元の形はどのようなものだったか」を忘れてしまうこともあるため、そのようなことにならないように、専門業者に依頼しておくと良いでしょう。

業務用エアコンはどれくらいで掃除したらよい?

業務用エアコンを掃除するタイミングとしては、3か月に1回や半年に1回は掃除するべきでしょう。
年末になると様々な掃除を始めますが、普段から目に見えないところも掃除をすることによって、環境を保つことができます。
エアコンの清掃も計画的に行うことによって、掃除をするのを忘れてしまうなどのミスはなくなっていくでしょう。

まとめ

ここまで、エアコンの内部にある熱交換器の掃除についてご紹介してきました。
エアコンの中でも、特に業務用エアコンに関しては、企業の中でエアコンの数も多いことがあるため、業務用エアコンについては、特に専門業者に依頼することをおすすめします。

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