日常清掃
日常清掃ってなに?メリットやタイミングについて
日常清掃とは?どんなメリットがあるの?
清掃には定期清掃や日常清掃、臨時清掃など、清掃するタイミングや内容によって、清掃の種類が異なります。
清掃は美観をよくするだけではなく、設備を長持ちさせたり、害虫・害獣を防止したりするなど、さまざまな役割があり、日頃から清掃することは多くのメリットがあります。
今回は、そんな清掃の中でも、日頃から行うべき「日常清掃」について、そのメリットや清掃する場所についてご紹介していきます。
目次
日常清掃とは
まず、日常清掃とはどのようなものなのかを見ていきましょう。
日常清掃について
日常清掃とは、その名の通り日常的に行う清掃のことです。
日常清掃では、毎日利用するところや、普段から出るほこりや汚れを清掃することが目的となっており、日常清掃をすることで汚れを溜めない・美観を良くする・快適な空間を保つなどの効果があります。
定期清掃とは何が違う?
日常清掃と定期清掃では、どのような違いがあるのでしょうか。
それぞれ違いがいくつかありますが、大きな違いは「清掃の方法」と「清掃のタイミング」となっており、定期清掃を行う方法として、普段落とせないような汚れを取るため、清掃業者が利用するような清掃機器を利用して清掃するのに対し、日常清掃では普段の汚れやほこりなどを掃除するために一般的に利用されている清掃機器を利用した清掃が中心となります。
また、タイミングとしては、定期清掃は1か月・3か月・半年というようにある程度の期間をあけるのに対して、日常清掃は基本的には毎日行います。
日常清掃はどんなところを清掃する?
ここからは、日常清掃はどのような場所を清掃するのか見ていきましょう。
マンションでは
マンションにおいて、日常清掃ではどのような場所を清掃するのでしょうか。
マンションの日常清掃は、以下の様な場所を清掃します。
・エレベーター内
・集合ポスト
・階段
・共有部通路
・駐車場
・自動ドア
・掲示板
それぞれの清掃業者によっても異なることや、ビルのオーナーが決めた内容によって異なるため、一概には言えませんが、一般的にはマンションの共有部にあたるところで、普段から使う場所を清掃します。
ビルでは
次に、ビルの日常清掃について見ていきましょう。
ビルでは、基本的にはビル管理をしている会社とは別に、清掃業者に依頼しているケースが多くなっています。
日常清掃する場所は、以下の通りです。
・エントランス
・トイレ
・洗面台
・鏡
・自動ドア
・エレベーター内
・共有部カーペット
・階段
このような場所を清掃するケースが多くなっています。
こちらも、清掃業者や管理会社によって異なります。
戸建てでは
戸建て、つまり個人宅の日常清掃は、その家庭ごとに異なりますが、基本的には以下の様な場所となります。
・床やカーペット
・トイレ
・お風呂
・洗面台
・廊下
これ以外にも行われることがありますが、基本的には毎日使うところを清掃します。
日常清掃をするタイミング
日常清掃するタイミングとしては、毎日です。
日常清掃という名前からわかるように、日常清掃は毎日常に行う清掃のことで、毎日行うことで美観を保ったり、快適な空間を保ったりすることができるだけではなく、害虫や害獣の防止にもなります。
清掃する時間は、その施設の大きさや行う内容によっても異なりますが、1時間~2時間程度が一般的です。
日常清掃をするメリット
日常清掃をするメリットとしては、設備環境を長持ちさせること・美化意識が生まれること・害虫や害獣を寄せ付けないことなどが挙げられます。
設備環境を長持ちさせられる
日常清掃することは、キレイを保つだけではなく、機械などの設備にも良い効果を生みます。
それは、設備環境を長持ちさせることができるということです。特に、機械関係は、ほこりなどがたまることで故障してしまうことがあり、日頃からほこりを清掃することで、ほこりやごみによる故障を軽減させることができるでしょう。
美化意識が生まれる
日常清掃を行うことで、キレイになるだけではなく、マンションやビルを利用する利用者の方に美化意識を持たせることができます。
日頃からビルやマンションをきれいにすることで、ごみを捨てるや汚してしまう方も少なくなり、美観を保つことができます。
日常清掃していない場合には、汚いのが当たり前となり、ごみを捨てる人や汚れても目立たないため、少しくらい汚しても気にしない方も出てしまうでしょう。
害虫・害獣を寄せ付けない
日常清掃することは、害虫や害獣の防止にもなります。
ねずみなどの害獣は、人気がないようなところに棲みつくこともあり、清掃されていないことで、そのような害獣を寄せ付けてしまうことがあります。
日常清掃をしていることで、そのような害獣や害虫の予防にも繋がります。
日常清掃に必要な道具
次に、日常清掃に必要な道具を見ていきましょう。
モップ・ほうき・ちりとり・掃除機など
日常清掃にはさまざまな道具がありますが、代表的な道具としては、モップやほうきなどの床を清掃する道具と言えるでしょう。
床を清掃する道具には、モップ・ほうきと一言で言っても、T字モップやスポンジモップ、竹ぼうきや押しぼきなどのそれぞれ用途に合わせた種類があります。
たわし・スポンジ・ブラシなど
次に、水回りなどを清掃する道具がありますが、たわしやスポンジ、ブラシなどが代表的な道具となります。
このような道具は、清掃内容によっては利用しない場合もありますが、窓ガラスなどを清掃する場合には、スポンジの中でも窓掃除専用のスポンジなどが利用されます。
ポリッシャー・スクラバー
次にポリッシャーやスクラバーを利用するケースもあります。マンションやビルなど、大型の施設において、清掃業者に依頼する場合には、専門の業者が利用するポリッシャーやスクラバーなどが使われます。
ポリッシャーや床清掃、スクラバーやカーペット清掃などに利用されます。
日常清掃を業者に依頼するメリット
次に、日常清掃を業者に依頼する際のメリットを見ていきましょう。
計画的な清掃が実施できる
日常清掃を業者に依頼する場合、メリットの一つとして、計画的な清掃が実施できるという点があります。
ビルやマンションなどの場合には、日常清掃することは施設の美観を保つためにも重要なことです。これを管理会社やオーナーが毎日行うことはとても大変なことです。
これらを計画的に進められることは清掃業者に依頼するメリットと言えるでしょう。
通常活動に集中できる
例えば、マンションの管理やビルのオーナーなど、通常業務が沢山あり、その業務に集中できることもメリットと言えます。昨今のビルの管理などは、さまざまな業務を抱えているため、清掃業務などは外注しなければ業務に追われて大変になるでしょう。
日常清掃をプロに依頼する際の費用
日常清掃をプロの業者に依頼する際、費用はどのくらい掛かるのでしょうか。
それは、施設の大きさや作業内容にもよりますが、2時間で数千円というのが相場となるでしょう。
今では最低賃金も上がっているため、あまりにも安いところは作業が雑な場合もありますので、依頼する場合には複数業者から見積もりをもらうようにしましょう。
まとめ
ここまで、日常清掃についてご紹介してきましたが、日常清掃には美観を保つという効果のほか、害虫・害獣を防ぐことや、設備を長持ちさせるなどの効果があるため、ビルやマンションを管理している場合には、日常清掃をすることがおすすめです。